水曜どうでしょう
2007年5月13日更新
もともと、この不思議な番組を見つけてきたのは弟でした。
いつもそうなのですが、彼は僕のコアな趣味のきっかけを作り出すのです。
F1、讃岐うどん、数々の音楽趣味、(映画音楽からプログレまで)、そして水曜どうでしょう・・・
だいたいこちらははまると大変なのです。
F1なんかは半年ほどの間に、弟よりもはるかに詳しくなっていたし、(1989年当時ですが・・・)
それはともかく、水曜どうでしょうです。
きっかけは弟がベトナムに日本語教師で行った事でした。
彼は、何を思ったか、ハノイからホーチミンまでカブで走破してしまったのです。
そして、その道のりこそが、まさに、奇跡の企画 水曜どうでしょう「原付ベトナム縦断1800キロ」のルートそのものだったのです。
彼はその時この番組を知る事も無く、走破したそうなのですが、彼にとっては思いで深い旅。
そして、出てくる景色、出てくる風景が全て思いでそのものだったのでした。
日本に帰った彼は、北海道の地方局の作ったこの番組を知り、我々に布教活動を開始しました。
確かに、ホーチミンで夕刻、あのカブの群れの洗礼を受けた我々にとってははまりやすい罠だったと思います。
そして気付いた時には、どうでしょうDVD全集に手を染め、日めくりカレンダーを購入し、果ては、チビナックスやら、ドラバラ鈴井の巣、キュージャンボリーのDVD、鈴井貴之監督の映画、生ナックス見たさに、劇場に駆けつけるまでになっていました。
四国出身の我々にとって、四国八十八箇所巡りや、讃岐うどんは切っても切れない郷愁を誘うものです。
北海道出身のどうでしょうさんは、そんな四国をまるで第二の故郷かという程に旅してくれています。
ついには「四国R-14」なんてドラマまで作ってしまいました。
今僕のお遍路へのきっかけも、讃岐うどんにますますはまっていってるのも、どうでしょうさんの影響だと思います。